鎌倉の古刹臨済「宗建長寺」禅寺の静けさが心にしみ・・・
鎌倉の古刹建長寺。
同じ鎌倉でもアクセスがかなりよくない
場所にあるので、なかなか尋ねることが
されて、
臨済宗「五山第一」となっています。
五山制度は天竺(てんじく)五精舎に
ならい、禅宗の保護と統制のために格式
高い五つの寺を定めたことに由来してい
るようです。
臨済宗とは「禅」をするお寺のことを
言いますが、その他に曹洞宗があります。
その五山とされたのが鎌倉に建てられて
いる禅寺で
「五山第一」とは鎌倉五山の第一番目
という意味です。
ちなみに
五精舎とは…
仏教で最初に建立された精舎、
・竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)
・祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)
・菴羅樹園精舎(あんらじゅおんしょうじゃ)
・大林精舎(重閣講堂、彌猴池精舎とも)
・霊鷲精舎(りょうじゅしょうじゃ)
…を云うそうですが、
鹿苑(鹿野苑)
大林
竹林
那蘭陀
…とも云うそうです。
前述の精舎とは僧侶が仏道を修行する所、
寺院などのことで、
宋から来日していた高僧を招いて建立した
日本で最初の禅寺が建長寺です。
このお寺は、
総門から山門、仏、法堂、方丈が
一直線に並んでいます。
樹齢数百年の樹木が立ち並び、
歴史の古さを物語っています。
古木の途中には、まったく別の樹木が
鮮やかに息づいています。