嵯峨野 仏野（あだしの）念仏寺雨の八千体石仏との出会いと時

嵯峨野の仏野・念仏寺を

訪れました。





しっとりと雨に包まれて

訪れる人もほとんどなく

静かなたたずまいでした。

この念仏寺は開創１２００年。

弘法大師空海が、約八千体の

野ざらしになっていた遺骸を集め

て、埋葬したといわれていて


その時に石仏、石塔として奉じた

のだそうです。


あだし野は「仏野」と書きますが、

「あだし」の意味は…


「はかない」・「むなしい」

との意味で、


その他、

「仏（ばける）」の字を

人は生きて死に行くものですが、

「死」に行き着けば、

再び生まれ化けるであろう。

人は輪廻転生を繰り返し

ているという意味だそう…

そして、

極楽浄土へ往生するよう願いを

こめた思いがあるのだそうです。

普段は、９時から１６時３０分の

入山ですが、

石仏に灯明を立てて供養する

千体供養の８月２３日、２４日は、

１７時３０分から２０時３０分

の入山となるそうです。

境内の中には、こんな建物も。

こちらも、集合のお墓だそうです。


終始静かで、おごそかな空気に

包まれ心が落ち着く時を過ごす

ことができました。

次の目的地は、

旧嵯峨野御所・大本山　大覚寺。

それではまた。

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